快適生活メモ
寒~い冬はお風呂の事故ヒートショックにご注意ください!(2022.11.30)
いよいよ、冬本番となる季節がやってきました!
寒くなってきたら、気を付けたいのがお風呂の事故。ヒートショックは、死因として交通事故よりも多いと言われていますから、お年寄りのいらっしゃるご家庭では、とくに注意が必要です。
ヒートショックとは、気温差によって血圧が上下し、脳内出血や心筋梗塞、脳梗塞などが起こることをいいます。たとえば暖かいリビングから移動して寒い脱衣所で衣服を脱ぎ、浴室で熱い湯に浸かることで、血圧が何度も変動し、ヒートショックを起こしてしまうのです。
毎日入るお風呂ですから、安全・安心のためにヒートショックの原因となる温度差を解消するのがオススメです。浴室暖房乾燥機や脱衣所暖房などで、リビング、脱衣所、浴室の温度差をなくしましょう。
また手すりや段差解消などのバリアフリー化、給湯器の見直しによる光熱費削減、バスタブや床材取り替えによるお掃除の手間軽減などで、いままで気になっていたところが見違えるほど快適になりますよ♪
今日からできる!ヒートショックを防止するチェックポイント
□水分補給を忘れずに!
入浴前後の両方で、コップ1杯ほどの水分を摂取しましょう(もちろんお酒はNG!)。
□食後すぐの入浴は避けて!
食後は血圧が低めになりますから、1時間くらい間をあけてから入浴しましょう。
□ぬるめのお湯に浸かろう!
熱いお風呂は心臓や血管に負担をかけるため、38~40℃のぬるめのお湯にしましょう。
□立つ、座るはゆっくりと!
浴槽から出る際は、ゆっくりと立ち上がりましょう。手すりの備え付けもオススメです。
いかがでしょうか?
リラックスのために入るお風呂が、思わぬ事故を招いてしまうことがあります。
安心・安全にお風呂に入るためにも、ぜひ日ごろからの注意や、温度差や段差の解消することなどを検討してみてくださいね。